こんにちは、ぷんまる(@FLYING_MEMO)です。
ふらっと、京都でひたすら飲み歩く旅に行ってきました。
この記事は9割が日本酒の話やで(残り1割は坂本龍馬の話)
日本酒が好きな人には、ぜひ知ってほしいオススメ情報です!
日本酒が好きなひと、関西でふらっとお手軽な旅をしたい…という方は、ぜひ最後まで読んでみてください♪(日本酒なんて飲めないよ!という人はそっと画面を閉じてください…)
実は京都は日本酒が美味しい!
京都の伏見には、日本を代表する酒処がワラワラと集まっています。
ちなみに京都以外にも日本酒が有名なところがあって、「日本三大酒」と言われるのがこちら。
- 灘(兵庫県)
- 西条(広島県)
- 伏見(京都府)← 今回の旅
東北や北陸などの米どころより、意外と関西が多いんやで
この中でも、「月桂冠」や「宝酒造」など、コンビニでもよく見るあの定番のお酒は、京都に酒造があるんです!
ぜんぶ駅から歩いていけるお手軽コースだよ♪
実際に歩いて体感しましたが、とにかく酒蔵が密集してました!
「中書島駅」からスタート!!
旅のスタートは「中書島(ちゅうしょじま)」駅からです。
大阪駅からは電車で50分、京都駅からだと20分ほどで着きます。
片道1時間以内だと、気軽に行けるよね
駅には日本酒の樽と、なぜか坂本龍馬のパネルが…!(なんで坂本龍馬がいるのか、後で知ることに…!)
伏見は、「幕末」と「名酒」の街のようですね。
ふらっと寺田屋へ
「へぇ~、京都の街って意外と普通の住宅街っぽいなぁ~」と思いながら歩くこと数分…
途中から「寺田屋はこちら」的な看板がチラホラ見えたので、行ってみることに。
駅から歩いて数分、突如現れた古めかしい建物。
これが、その「寺田屋」です。
寺田屋ってなに?
寺田屋は、1957年から営業された「船宿」だったんだ。ここで坂本龍馬が幕府の役人に襲撃されて、命からがら逃げ出したらしいよ
実はその前にも薩摩藩同士で斬り合った事件があって、9名の薩摩藩過激派の志士が亡くなっています。
同じ場所で2つの事件があったんやな!
日本史に疎いわたしでも、「寺田屋事件」は聞いたことがあるくらい有名で、今でも歴史の教科書に載っているんじゃないかな。
当時の刀の痕も残されています。
屋内は旅館として改造されているけど、当時の状況が復元されています。
中はこんな感じ↓
中は全体的に暗かったし、風呂場とか超古めかしいし、夜来たら絶対怖い…今風に言うと事故物件というか、なんというか…
そして驚くのがもう一つ。
ここ、今でも泊れます!!
(素泊り 6,500円 朝食付/別途500円 1ヶ月前から電話予約)
泊れるお部屋は、龍馬が襲撃された部屋(梅ノ間)以外の、2階の5部屋。
興味がある方は、一度泊ってみては??(わたしは怖くて無理…泣)
日本酒を飲む以外は完全にノープランだったから、ついでに観れてラッキー!
龍馬といえば「高知」のイメージなのに、どうして京都に龍馬が?という疑問が、これで解決しました
そういえば、商店街には「竜馬通り商店街」なるものもあって、伏見は龍馬を強く推している感じがしましたね。
ちなみに、行くときはお酒を飲む前に行った方がいいです。
べろんべろんで見る場所ではないです。
個人的には結構怖かった…!
歴史好き、特に幕末好きな人にはヨダレもののスポットかもしれませんね♪
伏水酒蔵小路 酒蔵(さかぐら)が天国すぎた
はい、ここからが日本酒飲み比べスポットの紹介です!
まずは今回の旅の目的地、「伏水酒蔵小路 酒蔵(さかぐら)」です。
「18種類の酒蔵の日本酒が一気に飲み比べできる」と知り、飛んできました。
色んなお店が一緒に入っている施設で、入口が分かりづらいのですが、こちらが入口↓
お店はカウンター席もあるし、ボックス席もあります。
で、席についたら、京都の条例「日本酒乾杯条例」のため、まずは日本酒で乾杯!(その後もずっと日本酒 笑)
そのあと、わたしが頼んだのは「18蔵元飲み比べ+伏見野菜」のセット!(2,890円)
それがこちら↓↓
圧巻!絶景!ブラボー!
もう、わたしの中では富士山から見るご来光と同じくらい眩しい光景でした(行ったことないけど)
伏見野菜は、七輪で焼くスタイル
最高すぎて、言葉が足りない…ここは天国なんか…
他にも飲み比べ単体バージョン、おつまみが漬物 or 海鮮干物バージョン系など、野菜以外のセットもできます。
18種類の日本酒、飲み切れるか!?
簡単に18種類と言っているけど、一気に18酒造の日本酒を飲む機会って、人生でほとんど無いと思うんです。
だって、これを飲んでるようなものだから。
さすが京都!種類がえぐい!
そして、この飲み比べ、飲む順番があるんですね。
「左奥から右、左から右、左から右の順番で飲んで」と、説明を受けるので、そのまま従います。
最初は冷たくて甘い系で、徐々にぬるくなっても美味しいどっしり系のものに変わるそう。
日本酒は温度で味が変わるからなぁ
最初は飲み切れるか不安だったけど、全部ひとりで飲めました。
ただ、2段目位から味は覚えてません 笑 唯一覚えてるのは、全部美味しかった事くらい。
そのほか、18種類も飲めないよ!という人でも「きき酒師おすすめ3種セット」とか、既に中身が決まってる3種セットとか、もちろん単品もあります。
18杯飲んだ後、気になったお酒も注文。
抱腹絶倒。
ジャケ買いならぬ、ネーミング買いです。
ほろ酔いと、その時の気分にピッタリすぎて、まさに抱腹絶倒。
味?覚えてません!(爆)酔っ払いの状態で、写真を撮るだけでもエライですよね。
ちなみに料理も種類が豊富でした。
というのも、「出前システム」というのがあって、施設内の他のお店のメニューも、その場で注文できるんです。
ラーメンとか、イタリアンとか、注文すると他のお店から店員さんが席まで運んできてくれるシステム。
王様待遇やんけ!
とはいえ、やっぱり日本酒に合うのは日本の料理。
ふろふき大根、山芋磯辺揚げ、オムそば… 写真ないけどイカソーメン(一番美味しかった)…!
席は予約できるのと、浴衣で飲んでるひともいました。
デートにもオススメ!センス良すぎなチョイスです
気になった蔵元があれば、だいたい徒歩圏内で行けるのも魅力的!(一番遠い「増田徳兵衛商店」まで歩いたけど、往復1時間くらい歩きました。夏場はきつかった…!)
今回、2人でお会計7,640円。
変な居酒屋行くよりお得だと思います。
近くの「伏水酒蔵堂」という日本酒のショップでレシートを見せると、当日限り全品5%引きやで!
無料で入れるキザクラカッパカントリー
ここからは酔っ払いの写真となります、すみません。
あの「黄桜」の「キザクラカッパカントリー」です。
なんと、入場無料!
昔の日本酒造りの方法がジオラマで飾られていて、、、
えぇ、覚えてません!写真撮るのでいっぱいいっぱいでした(´;ω;`)
ただ、中で飲食できたり、黄桜のお酒がいっぱい販売されていました。
今回は軽くスルーしたので、またじっくり見てみたいです。
とりあえず行くべし!月桂冠大倉記念館
キザクラカッパカントリーから歩いてすぐ、酔っぱらったまま入ったのが「月桂冠大倉記念館」!
月桂冠は1637年創業。なんと江戸時代(1828年)に建てられた建物も現存しています。
創業当時、伏見には80軒以上もの酒造家があったけど、火事や戦災などで激減したそうです
受付で、おちょこセットがもらえます。
また飲めるやんー!わーいわーい!!
ワクワクする気持ちを抑えて、やわらぎ水を飲んだりして。(ここで落ち着いて水飲んでおこう)
中は案内人の方がいて、月桂冠や伏見の歴史とか、聞いてないのにめちゃ説明してくれます。
日本酒の勉強になる資料も置いてあったり。
そして、最後はお待ちかね、試飲タイム!
コイン3枚をもらったので、3杯飲めるシステム(+100円でコイン1枚追加できます!)
すぐ横の蔵で作っているお酒や、月桂冠大倉記念館でしか飲めないもの、未発売のお酒など、貴重な日本酒のオンパレード!
好きなやつを自分で注いだり、貴重なやつだとスタッフが注いでくれます。
もう、本当、行った方がいいです、ここ。
最後にショップで購入したのがこれ↓
まさに隣の工場で作ったばかりの、しぼりたて生原酒 純米大吟醸!(生なので賞味期限も短いです!要冷蔵)
これ、今までで一番美味しかったかもしれません。
日本酒なのに甘い。甘い。あまーい!
ネットで何でも買えるこの時代だけど、このお酒は月桂冠大倉記念館でしか買えないんです!
(ネットでは売ってないよ!と聞きました)
来てよかったです♪
酔ってなければ寄りたい銭湯(おまけ)
最後におまけ。
今回の旅のスタートである「中書島駅」から歩いてすぐのところに、銭湯がありました。
あまりにも洋風でモダンな建物というか、雰囲気がノスタルジックすぎて、つい写真を撮ってしまいました。
「新地湯」という銭湯で、調べてみたところ、16時からの開店。
帰るときには開店していましたが、すでにべろんべろんだったので、入るのはやめに。
泥酔してるときの風呂、サウナはやめた方がいいで
機会があれば行ってみたい、気になる場所でした。
京都の銭湯ならこっちもチェック♪