こんにちは、ぷんまる(@FLYING_MEMO)です。
この記事では、京都にある由緒正しき銭湯、「船岡温泉」について紹介します♪
実はこの銭湯、国の登録有形文化財に登録されている、現役の銭湯だよ♪
えー!?今でも入れるの!?
そうなんです。
船岡温泉は2003年、脱衣所と浴室部分が国の登録有形文化財に登録された、現存する貴重な銭湯です。
しかも、日本で初めて正式に電気風呂を導入したり、銭湯なのに池では鯉が泳いでいたり…
伝えたいことが多すぎて書ききれるか不安ですが、たーっぷり紹介していきます♪
- 綺麗なタイルと豪華な天井
- 露天スペースで鯉が泳いでる
- 浴室もサ室も広くて綺麗!
- また行きたい度…★★★★★
- 風情ありすぎ度…★★★★★★
- 駅からの行きやすさ…★★
入浴料…450円(サウナ込)
サウナの近くに、個人で使う用のサウナマットが置いてあるので、サウナマットは持っていかなくてOKです。
桶の数が少ないので、その点だけ注意が必要。あとはシャンプー類を忘れずに!
船岡温泉への行き方
船岡温泉へは、駅からだと少し遠いです。
住所:京都府京都市北区紫野南舟岡町82-1
最寄駅は京阪電車「出町柳」駅や、JR「二条」駅だけど、歩くと20分ほどかかります。実際に歩いてみたけど、結構大変でした。
バス「千本鞍馬口」からだと徒歩5分なので、手っ取り早く行くならバスがオススメ。
銭湯のすぐ横に駐車場(11台)もあるから、車で行くのもアリ♪
あと、金閣寺や京都御所が近くにあるので、観光の〆にもオススメの立地です。
外観から風情がエグイ
こちらが外観。
元々は料理旅館だったという建物は、宮大工によって大正時代に建てられたもの。
その名残が今も残っている、風情あふれる見た目です。
普通の銭湯とはぜんぜん違うやん!
一瞬、神社かな?と思うような門構えで、鮮やかな色彩もステキ。
こういう歴史ある銭湯が、しれっと街中に存在する京都はやっぱり凄い!と改めて実感します。
地元の利用客も多くて、入口には自転車がわんさかありました!笑
中はこんな感じ
それでは早速入ってみましょう。
いきなり玄関から可愛いタイルがお出迎え!
下駄箱もカラフル!わたしが今まで見た下駄箱の中で、一番特徴的かもしれません。
中は意外と広くて、待合スペースもあります♪
コーヒー牛乳などの定番の飲み物も売ってるよ!
天井のいたるところに豪華ならんまがあったりして、目がキョロキョロしてしまう…
それでは暖簾をくぐって、いざ、浴室へ!
ノスタルジーだけど美しい脱衣所
国の登録有形文化財に登録されている脱衣所がこちら。
船岡温泉公式サイトより(http://funaokaonsen.net/)
その特徴は、まさに天井!
船岡温泉公式サイトより(http://funaokaonsen.net/)
綺麗に配列されたケヤキの格天井に、迫力満点な天狗と牛若丸の彫刻があります。
立体的に彫られていて、めちゃ大きい!
脱衣所の周りにはぐるりと1周を取り囲む装飾も。
また当時はタイル1枚=1万円と言われるほど高価だったという、マジョリカタイルがぎっしり。
船岡温泉公式サイトより(http://funaokaonsen.net/)
実際に見ると、画像より色鮮やかでカラフルだったよ!!
近代的なお風呂
お風呂場は、脱衣所とは打って変わって近代的!というか、意外と広い!
洗い場も20人は洗えるくらい広いし、お風呂の種類もたくさんありました。
船岡温泉公式サイトより(http://funaokaonsen.net/)
お風呂も古いのかなー、と思っていたけど、思ったより広くて清潔なお風呂でした!
高い窓からも光がサンサンと入り込んで、明るかったで♪
日替わりで男女のお風呂(露天風呂が岩風呂・ヒノキ風呂のどちらか)が入れ替わるのも魅力のポイント♪
露天風呂もあって、露天スペースにあるお庭(大きい鯉が泳ぐ池あり!)では風情がダダ洩れ。
旅館のお風呂に来たような感覚!露天風呂は一番オススメ!
雨が降っても濡れないよう、緻密に設計されているところも魅力的でした。
夜に来たら、更にうっとりしそうです。
広くて実力派のサウナ!
サウナは8~10人ほど座れる広さ。
2段になっていて、小さいテレビがあります。
某サウナ専用サイトによると、温度は85度。
でも、上段に座ると十分暑いで!
週末の午後は結構混んでいて、6人位の女性サウナーさんが蒸されていました♪
サウナの近くに水風呂、シャワーもあるよ
水風呂は4人ほどが入れる広さ。深さも十分(1mはあるんじゃないかな)
温度は初心者でも入りやすい温度(たぶん18度前後)で、キンキンではないけれど、長く入っていられる心地よい冷たさでした。
狙うは露天の外気浴!
雅な露天エリアに、石でできた座れるスペースがあります。
ひとりしか座れないスペースだけど、空いていればぜひ座ってほしい!
外の風を浴びながら、大正ロマンに思いを馳せて…たぶん、ぶっ飛びます。
露天じゃなくても、内風呂にも2人ほどが座れる石のスペースがあるので、その辺は心配不要です。
あと、人生で初めて、真っ裸の状態で鯉を見ました 笑
まとめ
とにかく、風情、趣、雅…、そんな言葉が似合う、京都ならではのステキな銭湯でした。
歴史ある建築デザインと、広くて清潔なお風呂とサウナ。
ゲストハウスも運営されているので、京都で旅行に行くときは、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
しつこいですけど、サウナ→露天、ほんと、ぶっ飛びますから。
あと、天井とタイルもじっくり見てね!