こんにちは、SEとして働くアラサー、ぷんまるです。(⇒ プロフィールはこちら)
今回は、テープについての基本情報を簡単に紹介します。
主に「テープの出し入れの方法」についてまとめました。
超個人的な備忘録なので、わかりにくいところもあると思いますが、ご了承くださいませ(*´ω`)
バックアップソフトウェア「ARCServe Backup」と一緒に、基本操作を説明するよ
まず基本のキ。そもそも「テープ」って何?
テープは、ハードディスクや SSD と同じような、「記憶媒体」です。
いろんなデータを入れることができます。
これがテープだよ~(*´ω`)↓
でも、一般家庭で使うことはほとんどないでしょう。
LTO(エルティーオー)とも呼ばれるよ。
後で説明するけど、バーコードがついているよ。
ハードディスクや SSD との大きな違いは一つ。
テープは容量が大きい!大容量のデータを入れることができる!
たとえばテープ1本で、6TB、圧縮して15TBなんかも入れることもできます!
書き込み時間も早い!
テープに「ラベル」を貼るべし
テープは、「ラベル」と言われるシールを貼って使います。
ラベルには「バーコード」が印刷されています。
このバーコードがあることで、簡単に個々のテープを判別することができるよ。
テープを入れる「機械」が必要
テープを取り込む機械を、「テープライブラリ」と言います。
「テープ装置」と言う人もいますね。
例えば富士通製だと、「ETERNUS LT series」というシリーズがあります。
ひとつの機械に、たくさんのテープを収納することができるんです。
テープライブラリには引き出しがあるよ
ここからは富士通の製品をベースに説明していきます。
テープライブラリには引き出しがあって、そこにテープをたくさん格納することができます。
この引き出しのことを、「マガジン」といいます。
聴きなれない言葉だよね(゚д゚)!
なんか漫画っぽい名前(*´ω`)
一時使用の領域「メールスロット」
「マガジン」とは別に、テープを入れる「メールスロット」という引き出しもあります。
「マガジン」と違って、「メールスロット」は、一時使用向きの機能です。
何か処理をしている間に、テープの出し入れをしたい時に使ったりするよ。
詳しくはこちら↓
「テープライブラリ」にテープを入れてみよう!
ここからは、実際にテープを機械に「出し入れ」する方法を紹介していきます。
マガジンを「アンロック」しよう
引き出しである「マガジン」を引き出してテープを入れるんだけど、その前にマガジンのロックを外す必要があります。
普段「マガジン」はロックされているから、
いきなり「マガジン」を引っこ抜くことはできないよ
まずは、「テープライブラリの管理画面」からマガジンを「アンロック」する必要があるよ。
- テープライブラリ本体にある画面(操作パネル)からボタン操作
- リモートでブラウザから実施
どちらかの方法で、「Unlock Magazines」を実行しよう。
「2. リモートでブラウザから実施」の場合は、「Operations」→「Magazines/Mailslot」から実行できるよ!
マガジンをアンロックできたら、マガジンを引っこ抜こう!
スロットの番号を確認して、テープを入れよう
「マガジン」にはたくさんテープが入るんだけど、その一つ一つの単位を「スロット」と言います。
「スロット」には番号がふられているよ
ただ引っこ抜いたマガジンを見ても、スロットの番号が書かれていないことがあります!
だからどれがスロット何番なのか、マガジンを引き出しただけではわからないんです( ;∀;)
スロット番号がわかるようにデザインしてほしい…
どれがスロット何番なのか確認するには、「テープライブラリの管理画面」を見るのが簡単です。
- テープライブラリの機械にある画面(操作パネル)からボタン操作
- リモートでブラウザから実施
この「2. リモートでブラウザから実施」が使える場合は、「Status」→「Inventory」で確認できます。
「2. リモートでブラウザから実施」が使えない場合は、カンで入れてみるか…( ;∀;)
スロットの番号が確認できたら、目的のスロットにテープを入れよう!
マガジンにテープを入れても、ソフトウェアは自動では認識できない
ここからは、「ARCServe Backup」を使う前提でお話します。
ファイルをバックアップしたり、戻したりできるソフトウェアだよ。
富士通製ストレージ「ETERNUS」と一緒に使われることも多い。
テープを入れたら、ARCServe Backupに「テープ入れたよ!」と伝える必要があります。
テープを入れても、自動で認識してくれないんだね~
テープを入れたよ!と伝える手順がこちら↓
これでテープが認識されるようになります。
「デバイス管理」の一覧を見ると、テープのラベル名が変わるよ。
マガジンを取り出したい時はドライブを空にしてから
さて、無事にテープも入れられたし、テープ取り出そう~っと(*´ω`)
ここで注意点が1つ。
「テープライブラリの管理画面」から、ドライブにテープが入っていないか確認しよう
テープライブラリには「ドライブ」と呼ばれる領域があります。
コピーなど、何か作業をしている時は、テープが「ドライブ」に読み込まれます。
最初に「テープ」を「マガジン」の「スロット」に入れたけど、「テープ」が「ドライブ」に読み込まれると、「テープ」は「スロット」から「ドライブ」に移動します。
カタカナ多くてわからなくなる…ゴメン( ;∀;)
テープが「ドライブ」にある状態でマガジンを引っこ抜いても、「あれ!?テープが無い!!」という状態になってしまいます。
なので、テープを取り出す前に、「テープがドライブに入っていないか」を確認する必要があるんです。
もしテープが「ドライブ」に入っていたら、「スロット」に戻しましょう。
手順はこんな感じ↓
テープをスロットに戻したら、また「マガジンをアンロック」してマガジンを引っこ抜きましょう。
テープを取り出す時は、マガジンの裏側から指を突き出して、テープを押し出そう!
以上、備忘録として、テープのテープライブラリへの入れ方、取り外し方をまとめました。
*本当に自分向けの備忘録なので、わかりづらい部分や、間違っている部分があるかもです。
ご了承願います( ;∀;)