最近似たような本ばっかり読んじゃうんだよねー
それならこのブログの…(以下宣伝)…
いやー、もっと刺激的な本を読みたいんだよー
こんな風に、いつも同じような本ばかり読んでいませんか?
そんなあなたに、「文学フリマ」を紹介します!
とにかく「超カオス」なイベントだよ!
本屋には売っていない本(というか、売れないような超クセ本)に出会いますよ。
ちなみに、わたしは文学フリマの関係者でも何でも無いので、一切盛ってません。
本当に「なんじゃこれ??」という本に出会うイベントです。
ぜひ最後まで読んで、実際に行ってみてください♪
文学フリマとは?
文学フリマは、文学作品の展示即売会です。略して「文フリ」と呼ばれています。
一言でいうと、コミケの「文学版」だね
なんやねん、その謎イベント…
そうなんです!
プロ、アマ問わず、売る人が「文学」と思えるものなら何でも売ってOK!という、ある意味カオスなイベントです。
そして、そんな怪しい文学作品を一般の人が買うという、尚更カオスなイベントです。
これ、文学なのか…?と思うような、斜め上を行く本が沢山あるよ
文学フリマ 公式サイトより
開催頻度は1年に合計9回ほど。
後ほど紹介しますが、直接作家さんと会話できるのも、このイベントの醍醐味です。
開催場所は?
全国8箇所で行われています。
それぞれTwitterのアカウントがあるので、お近くの会場を確認してみてください♪
- 東京(@Bunfreeofficial)←★全体の公式サイト
- 札幌(@BunfreeSapporo)
- 岩手(@BunfreeIwate)
- 前橋(@bunfreeMaebashi)
- 大阪(@BunfreeOsaka)
- 京都(@BunfreeKyoto)
- 広島(@BunfreeHirosima)
- 福岡(@BunfreeFukuoka)
過去には金沢でも開催されていましたが、最近は無いようです。
まさかの入場無料
文学フリマはなんと、入場無料です。
もう一度言います。入場無料です。
ちょっと信じられないですが、無料です。
わたしは最初「タダだし…暇だし…行ってみるか」と、軽い気持ちで行きました
それがまさか、こんな風に新世界に足を突っ込むことになるとは思っていませんでした…。
どんな本があるの?
基本的に自費出版本が多いです。
なので、一般のお店では手に入らない本ばかりです。
本以外にも、しおりや雑貨が販売されていることもありますが、基本的には本が多いです。
本と言っても、分厚い本ばかりではありません。
厚さが2~3mm程の本(とうか、ほぼ小冊子)も多いです。
クセが強い本ばっかりやなぁ
自分で印刷したり、ホッチキスで止めてたりね。その荒さが良いの!
中には「こんなのも売っていいんだ…!」というものも存在します。
例えばこれ↓
わたし、出店初めてなんですー、という女の子が謎の封筒を売ってました
わたしは超クセのある物を買うのも好きです。
「変な封筒を100円で売る、その度胸を買う」という感じで。
いいんですよ、文学なんだから。文字さえあれば何でもアリなんです。
他にも購入した本がこちら↓
内容はエッセイ漫画や、ブログを書籍化したようなものもあるし、長編小説などなど…オールジャンル、「ピン」から「キリ」まで、幅広くあります。
自分の体験談を執筆している人も多いです
中にはビビッ!と来る可愛い本もあって、まさに「宝探し」のような感じです。
これは実際に行ってみないとわからんな
行くときの注意事項
行く時の注意事項を簡単に紹介します。
※COCOAアプリのダウンロードは不要になりました!
千円札、小銭を用意しておくこと
数百円の本が多いので、事前に小銭を準備しておくことをオススメします。
出店者によっては、万札を出しても、お釣りが無い場合があります。
出し入れしやすい鞄がオススメ
会場を歩いていると、チラシやカタログなど、色んな印刷物を渡されます。特に大阪会場!
大学のサークル勧誘のように、バンバン紙をもらいます。特に大阪会場!(←2回目)
大量の紙や買ったものを簡単にしまえるよう、出し入れがしやすい鞄が良いです。
リュックよりトートバックの方がラク
過度なコスプレはNG
コミケとは違って、コスプレは禁止となっています。着替えスペースもありません。
ただし私服とみなされる服装(和服など)や、着替えがいらない範囲のアイテムの着用ならOKです。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
文学フリマの凄いところ
文学フリマの魅力を簡単にご紹介します。
作家さんと直接話せる!
文学フリマのもう一つの魅力が、「作家さんと直接話せる」という点です。
作家さんは本当に色んな人がいて、個性が強めです。
京都会場ではパンダの被り物を被っている人がいたり、着物の人もチラホラいました!
道端ですれ違ったら「この人ヤバそうだな…」と思うような人がいたり、京都大学の寮に住む学生と話せたり。
本当に、カオス!笑
でも本について「1」を尋ねると「10」が返ってくるという、みなさん文学に対する熱量は凄いです。(←語彙力が無くて凄い、としか表現できませんが…)
実は凄い作家さんがいる!
中にはプロの作家さんがしれっと会場にいることがあります。
普通に自分の本を手売りしてます…しかも楽しそうに!
サイン会やトークショーに行かないと会えない人が、何でこんな所におるねん!
という感じです。本当、場に馴染みすぎて、一見見分けが付きません。
サインを書いていたり、ちゃんとした製本を置いている人は、プロの作家さんの可能性が高いです。
実際にわたしも会場にいらっしゃった「pha」さん(←プロの凄い作家さん!)に勇気を出してサインを貰うことができました!
嬉しすぎて興奮が止まりませんでした!
知らない方のために紹介すると、phaさんは「京大卒の元ニート」という強烈な経歴を持つ作家さんです。猫を飼ったり、バンドを組んだり…、無理をしないで人生を楽しんでいる感じが素敵なんです。
phaさんは、How to系の本の中でわたしが1番好きな作家さん!
約100冊の独特な読書体験をまとめた著書『人生の土台となる読書』を上梓したpha氏。「挫折した話こそ教科書になる」など、30個の「本の効用」と共に紹介する。その刊行を記念して、小説家の海猫沢めろん氏との対談を行った。読書家である2人による、「もっと本が… https://t.co/KWHgZnZAhQ
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) March 3, 2022
そしてこの時、phaさんご本人様から買った本がこちら↓
穴が開くまで読みます!!(大興奮)
こんな感じで、実は凄いお方も紛れ込んでいるイベントです。
普段喋れないような作家さんとも話せるし、毎回出店者が変わるので、ウキウキすること間違いなしです。
ぜひ行ってみてください♪